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Posted by ミリタリーブログ  at 

2017年05月02日

SAI GLOCKの部品自作

こんばんは。

二日連続の投稿となります。

今日はグロックの部品を自作したので紹介したいと思います。

自作したものはこちら。



Gunsmodifyのブリーチ対応バックプレートとなります。

写真左2つが製品。
右二つが今回製作したものとなります。

え、なにが違うって?

それは、材質です。

製品版は金属製(アルミ?)でできているのですが
自作したものは樹脂となります。

なんでわざわざ樹脂で製作したかと言うと…、
ステップリングがしたかったからです。

〇参考 SAIのHPから引っ張ってきたコンプリートです。

このバックプレート部分を拡大すると

ピント合ってないですけど、間違いなくステップリングしてあります。

で、コスタ氏のSAIグロックもステップリングしてあります。


もちろん他のミリフォト見ると、必ずしもステップリングが入っている訳ではなく色んな刻印があります。
しかし、SAIコンプリートを目指すのであればこの部品は必須。

でも売っていない。
Guarderのアルミブリーチには樹脂バックプレートが付属してあって、OCTさんとかこの部分にステップリングしたコンプリートモデル販売してたけど、私はGunsmodify対応の物が欲しかったわけで。

ゼロブリーチとかRMRカット用ブリーチに使いたいし?

…と、言うわけで製作しましたハイ。

幸い複雑な形状ではないため仕事の合間をぬって測定やらモデリングやら加工プログラム作成~マシニング加工と、具現化試作(?)を一通りやってしまいました(笑)

そして最終的に組み込んだものがこちら。



ああ~、モヤモヤがスッキリした!
コレが欲しかったんだよ…!

ちなみにステップリングはOCTさんにお願いしました。
フレームもそうだしね。

と言うわけで自作したグロック用部品の紹介でした。
自分好みの部品を作るのは楽しいですね。
この仕事に就いていて本当に良かったと、心の底から思いました(オイ)。

以上、読んでいただきありがとうございました。  


Posted by TeaTea  at 19:16Comments(0)

2017年05月01日

PTW SR-30用バレル

こんにちは。

久しぶりの投稿になります。

本日はナギサプロジェクトさんに製作してもらったPTW用バレルの紹介となります。

・材質:A7075
・長さ:14.5インチ相当
・ガスポート:ピストルレングス
・先端:3/4×24アダプター式

これを今ある部品で仮組すると…。

う~ん素晴らしい!

いろいろこだわって考えたおかげで大満足な出来栄え!
このバレルを製作するにあたり、悩んだのは大きく2つ。

1.ハイダーとハンドガードの位置合わせ
2.ガスブロック位置


製作にあたり真摯に相談に乗ってくださったナギサさんには感謝の言葉がありません…。


1.ハイダー位置
〇理想


〇結果


狙った位置にドンピシャ!
シムの調整とかしないでハイダーのセンターも出てます。
これ7.62mm用MAMSハイダーなんですけど300BLK用じゃなくてSR-25用なんですよ。
5/8-24じゃなくて3/4-24なんで、ねじの外径とバレル外径がほぼ一緒。

シムどこに入れるねん、あ、ハイダー内に入れるのね。
でもそうしたらハイダーとハンドガードの位置関係変わるし、
ハイダーと隙間もできるし、う~~ん…。
とまあそんな具合に悩んで悩んでナギサさんに相談して
「アダプターをハイダー端面に合うように加工、バレルに取り付け。
その後ハイダーのセンターが決まる位置で、バレルピンとインナーバレルassy部を加工」とのこと。
なるほどぉ…。

2.ガスブロック位置
そんで悩んだガスブロック位置。
300BLKのバレルを調べると、14.5インチのバレルとかでも
ガスポートがピストルレングスが多かったりして「?」状態に。
ARに詳しいJienさんにご相談したところ、
「16"未満の銃身にカービン長のガス筒を使うと、
ガス圧が足りずボルトが正常動作しないため、ピストル長のガス筒を使います。16"以上ならカービン長でもOKです。
300BLKは短飛距離でガスを消費することで減音します。」
という情報を頂きました。

そのほかAR.COMという情報サイトに、
”16インチのバレルを切断して14.5インチにしてディンプルも入れてやったぜ!HAHAHA!!”みたいな記述と画像があったので参考にしました。
〇資料

URX4のレシーバー側から4個目のkeymod穴に
重なる位置にガスブロックが来ています。

〇結果

イイね!!
しっかり来てるね~~。
最高だ。
ちなみに個人的にはディンプルを入れたかったんですけど、
コスタ氏のSR-30は非ディンプルなので止めました。

あ、ちなみにコスタ氏のSR-30のミリフォトからガスブロック位置を特定するのは困難を極めましたが、唯一「これ、じゃね?」という証がありました。

それは、コレです。


このコスタ氏のライフルの赤い部分を拡大して画像処理にかけると…

ちょうどkeymod3~4個目付近になんか影があるぞ…?
ということで同じような角度から写真をとってみたところ


似てると言えば似てる…かな?
確証はないので、間違っているも知れませんがまあそれはそれで。
判断材料が無いんだもの…。



とまあこんな感じに、理想的なバレルが出来上がりました。

ナギサプロジェクトの長嶺さま、この度は本当にありがとうございました。

さてこれで残る部品はトリガー、セレクター、ボルトキャッチの3部品。
この3部品が刻印、塗装から上がってくればあとは組み立ててもらうだけ。

夏には形になるかなぁ…。

以上、読んでいただきありがとうございました。  


Posted by TeaTea  at 16:44Comments(0)